初日舞台挨拶レポート!足立組卒業!足立監督から少年7人へ役柄にちなんだ花言葉の花束贈呈!
3月24日(金)東京・丸の内TOEIにて公開初日舞台挨拶を開催。この日登壇したのは、映画初主演を果たした池川侑希弥さん(Boys be/関西ジャニーズJr.)の他、田代輝さん、白石葵一さん、松藤史恩さん、岩田奏さん、蒼井旬さん、坂元愛登さんら計7名の少年たちと、足立紳監督。
ついに迎えた念願の公開初日に、昨年の東京国際映画祭以来となる7名が勢揃い。主人公・高崎瞬役の池川さんは「東京国際映画祭のレッドカーペットの時以来、久々に7人揃って嬉しい」と喜びながら「皆さんからは見えないと思いますが、今ほぼ足が震えている状態。とても緊張しています。」と満席の会場を目の前にしてドキドキ。瞬の親友・隆造役の田代さんは「沢山のお客さんに来ていただき、感謝しかありません。」と感激し、足立監督も「こうして7人揃うのは嬉しいこと。」と喜色満面だった。
撮影から約1年が経過したが、池川さんは「みんな身長が伸びたりして大人っぽくなった。でも仲の良さは変わらない。」と絆を強調。トカゲこと戸梶元太役の白石さんは「撮影当時、僕は小学5、6年生でしたが、ちょうど今日卒業式があって、小学生を辞めてきました!」と独特な言い回しで変化を語りました。
小生意気な秀才・星正太郎役の松藤さんは「久々に会ったらみんなから声が変わったと言われた。」と成長期あるあるを口にして、映画監督を夢見る西野役の岩田さんは「撮影の2か月後に行われたアフレコ収録ではトカゲ以外みんな声が変わって使えなかった。ちょっと寂しかった。」と舞台裏を告白。足立監督は「撮影時はみんな可愛かったけれど、今はみんなカッコいい。身長も抜かれました。」と少年たちの成長に目を細めていました。
ロケ地は岐阜県飛騨市。時代設定は昭和末期。普段とは全く違う環境でキャラクターを演じた面々。池川さんは「今の時代と街並みは違うのかもしれないけれど、友達や小学校の雰囲気は今と変わらない。」と実感し、ツッパリ中学生の舎弟・明役の蒼井さんも「今と違って昔は人間関係が濃くて深いと思った。」と違いを感じ、武闘派きどりの転校生・小林役の坂元さんは「スマホがない分、直接友達の家に遊びに行ったりして、そういう雰囲気がいいなと思った。」と新鮮さを感じていました。
瞬の父親を浜野謙太さん、隆造の父親を永瀬正敏さんが演じている本作。池川さんは「家のシーンで僕が緊張してガチガチの時に、浜野さんは家の外で一緒に差し入れを食べてくれたりして、緊張をほぐしてくれた。僕も将来そんな人になりたい。」とリスペクト。田代さんは「永瀬さんがカメラの回っていないところでも優しく話しかけてくれたりして、大人の方々に支えていただきました。」と感謝していました。
この日は7名が揃った、足立組『雑魚どもよ、大志を抱け!』 最後の舞台挨拶ということで、足立監督からキャスト陣に卒業の花束贈呈セレモニーを実施。足立監督から労いとエールの言葉と共に、花束を受け取った池川さんは「こんな良い匂いの花束をもらえるとは思わず…。大事にしたい。」と嬉しそうに語り、蒼井は「二十歳になったらみんなで集まってお酒を飲みたい。スーパースターになっているだろう、池川君に負けないように頑張りたいです。」と誓い、坂元さんも「初心を忘れず精進して、会場を“池川侑希弥”ではなく、“坂元愛登”のウチワで埋め尽くす舞台挨拶をしたい!」と未来を夢見ていました。
最後に本作で映画初主演を飾った池川さんは「この映画は僕の誇りです。この7人のキャストと一緒に撮影ができたのはとても素晴らしい経験となりました。一人でも多くの方に何度でも観てほしい作品です。」と大ヒットを祈願して、舞台挨拶を終了しました。