3/8(水)東京プレミア上映会舞台挨拶レポート
公開に先立ちまして、3月8日(水)、東京・丸の内TOEIにて先行上映会となる東京プレミア上映舞台挨拶を開催しました。この日、登壇したのは、池川侑希弥さん(Boys be/関西ジャニーズJr.)、田代輝さん、白石葵一さん、岩田奏さん、蒼井旬さん、坂元愛登さんら計6人の少年たちと、足立紳監督。
少年たち6人で、上映後の舞台挨拶が行われたのは初となり、現在の心境を聞かれた池川さんは、「いい意味でみんな変わっていなくて嬉しい。身長が伸びたりとか変化はあるけれど、今日はみんなと一緒に舞台に立てて嬉しい」と喜びを噛みしめました。瞬の親友・隆造役の田代さんは「今日は僕ら子供たちで一緒に舞台に立てて嬉しい。そしてお客さんに沢山来ていただいて感謝しかないです」と満面の笑み。足立監督は彼らの成長ぶりに触れて「撮影からしばらくして身長も伸びて…。田代君に身長を追い抜かれてショックです!」と目を細めると、田代さんは「撮影時より10センチはいかないけれど結構伸びた」、池川さんは「僕は撮影時160センチで今が166センチなので、6センチは伸びました」と成長を報告。
また、池川さんは撮影を振り返り「今の時代と映画の舞台である昭和の時代は違う雰囲気だと思った。家の中も今は洋が多いけれど、和という感じだった。置物とか今の時代にはないようなものもあって、今とは違うところが沢山あると思った」と時代の変化を実感。映画監督を夢見る西野役の岩田さんは「凄い量の台本で圧倒されました。でも覚え始めたらスッと頭の中に入ってきた」と回想し、トカゲこと戸梶元太役の白石さんは「今の時代と違って子供たちがとても自由で、それを演じることが出来たのが嬉しかった。トカゲ同様に僕も肌が弱いので、その点では撮影に貢献できたかな?」と笑わせた。
ツッパリ中学生の舎弟・明役の蒼井さんは「僕も明のようにいつも4人くらいのグループで行動しているので、そこは今も昔も変わらないと思った。でも僕は悪さなんてしません!そこは役柄とは違います!」と苦笑い。
役柄について池川さんは「高崎瞬とは友達関係が僕と似ているし、全員を引っ張ることが出来ないところも似ている。僕も人から指示をされることがあるので、絶妙な立ち位置が似ていると思った」と共感。田代さんは「僕は学級委員をやっていてクラスのみんなをまとめたりしているので、その点は隆造と似ている」と優等生な素顔チラリ。武闘派きどりの転校生・小林役の坂元さんは「小林はサングラスをかけてモデルガンを持っているという他人から見たら面白いキャラクター。人を笑わすという意味では僕も似ているのかな?」と役柄との類似点を明かすと、池川さんは「(坂元君は)僕らのことを笑わせてくれたりして、さっきも舞台袖で変顔とかして場を和ませる一面があります」とその人柄を絶賛していた。
撮影は岐阜県飛騨市で合宿のような形で実施されたという。池川さんは「クランクアップの日に全員お土産をもらって、その中に升が入っていました。足立監督から『将来これで一緒にお酒を飲もう!』と言ってもらえたのが嬉しかった」と振り返り「その升には映画のタイトルが書かれていて、凄いデザインです。その升は家に飾っていて、これからも大事にしていきたいです」としみじみ。坂元さんが「オオサンショウウオのマグネットもいただいたよね?」と言うと、池川さんは「家の冷蔵庫に貼っています!」と嬉しそうに報告しました。
最後に足立監督は「7人の少年たちが一人でも多くの人たちに知られていく映画になってほしい」と原石たちのブレイクを願い、主演の池川さんは「僕にとって初めての映画主演作です。これから先色々な映画に出たとしても、この映画が初めての映画であることに変わりはありません。僕自身大事にしていきたい作品なので、皆さんにも何度も観ていただきたいです」と3月24日(金)からの劇場公開に期待をかけました。